#TOEIC公式みんなで模擬受験を受験しました。

問題用紙です

試験の概要

コロナの影響でTOEICの本試験が何度か中止になってしまった影響で、TOEICを運営しているETSが、Youtubeと無料配布のPDFを活用して、TOEICの本番形式の模擬試験を企画しました。

問題、解答が公開されている期間は、2020年6月28日から、8月31日までとなっています。

公式ページ→https://www.iibc-global.org/toeic/support/youtube_test.html

問題・マークシートダウンロード→https://www.iibc-global.org/toeic/support/youtube_test/detail.html

試験動画→https://www.youtube.com/watch?v=BWcEp0elxpo&t=3785s

解答、解説動画→https://www.youtube.com/watch?v=vj-U8eAC4SU&t=118s

私のTOEICスコア

公式テストは1度だけ、受験したことがあります。
正確なことは覚えていませんが、内定先への提出を求められていたため、就職前に初めて受験して、800点 くらいでした。

その会社では、社内でIPテスト(団体受験)が半年に一度実施されています。
毎回受験できるよう心掛け、5年ほどかけてスコアは 915点 まで上昇しました。
非帰国子女・留学未経験者として、このあたりが点数の限界かなとそれなりに満足していました。

今回、1年以上ぶりの受験です。

いつもの試験勉強

日本にいたときの勉強法を少し紹介しようと思います。

Part別の対策はせず、アルクの模擬試験問題や公式問題集を1回分解き、答え合わせをして一喜一憂し、間違えた個所や不明点を、解説を読んで徹底的に復習していました。

アルクの問題集
公式問題集

そこでわからないフレーズや単語はルーズリーフに纏め、my単語帳を蓄積させていきました。

TOEIC学習の王道と言われる、問題の解き直しはしていませんでした。
もちろん解き直しをしたほうが効果があるのは分かっていたのですが、面倒くさがりであるということと、新しい問題に触れてスコアを確認したいという欲求のほうが勝っていたという理由です。

途中から、単語力が足を引っ張っていることを感じていたので、TOEICに特化した単語帳をやっていました。

売り上げが一位の本です。

TOEIC独特の単語ってありますよね。この単語帳を使ってみて、大学受験用のものではどうしてもカバー部分出来ない部分があると感じました。ビジネス英単語も、大学入試では出てきませんから。

しかし今回は、モノは試しと思い立ったので、ほとんどノー勉強で受験しました。

受験環境

6月28日の午後の一斉受験に間に合えばよかったのですが、当日はZoom飲み会を昼間から開催していたため、受験できませんでした。
結局、7月1日の夜に受験。問題用紙、マークシートは、事前に(会社で)印刷しました。

用紙節約のため問題用紙を2ページ1枚で印刷したのですが、見開きページが1ページに収まらなかった ( ページの偶奇がずれた )ため、再度2ページ目以降から印刷しました。
結局、紙を無駄遣いしてしまいました。

動画を再生すると、少し長めのインストラクションのあとで問題が開始されます。
リスニング中は、動画中に問題用紙と同じ内容が表示されていました。
最低限、問題用紙は必要ありません。

しかし、受験環境を本番に近づけるのであれば問題用紙は必要ですし、リーディングセクション中はタイマーだけが表示されるため、どのみち問題用紙の印刷かPDFの準備は必要です。

問題を解きながらの感想 (注:ここから先ネタバレあります)

Part1 ビジュアル問題

問題なく解けました。

Part2 会話応答

元々苦手意識が強いのですが、今回も、自信のない問題が結構ありました

Part3&4 長めの会話またはスピーチの内容

シンガポールに来て以降、ウォークマンに入っているTOEIC問題をよく聴いていたし(全曲シャフルで流れてくる)、内容も理解できていると感じていました。

しかし、いざ問題を解いてみると、聞くのと読むのに集中力が半分ずつ取られて、こちらもわからない問題が続出してしまいました。
今更ながら、解きながら聞く、という訓練が必要だったことを実感しました。

Part5 文法問題

回答に迷った個所は1-2問で、普段より少なかったです。
また読むことも早くなったように感じます。これは駐在の経験が役に立ったと感じます。

Part6 長文穴埋め問題 単語と短文

解き方、というか問題形式自体を忘れており、1つ目の文章で、文章の大意を把握するのに時間がかかってしまいました。
空所への文章挿入は元々苦手でしたが、今回はうまくできたと感じます。

Part7 長文読解

文章の大意を把握できない問題が、いくつかありました。

新聞記事風の文章は、一行に入っている単語数が短く読みづらいのであまり好きではありません。
また、ある会社が、転職しようと面接を受けている人の前職場へ問い合わせをするというメールの文章があったことが印象に残っています。
今回の問題は日本未公開の問題だからか、日本人の名前がよく出てきた(日本向けのテストでは採用しない?)ように感じます。

最後の文章の、3問目を解いたところで、タイムアップでした。解けなかった問題2問は、Bをマークしておきました(そしてどちらも外れていました)

スコア

Part1 5 / 6。楽勝とか言っときながら間違える

Part2 21 / 25。
ある文脈判断の問題、
「あなたはデスクトップとノートパソコンどちらをよく使いますか?」に対する正解が
「私はよく出張に行きます」(なので、ラップトップを使います)、
というのは少々飛躍しすぎではないかと…。
まぁ、他の選択肢はそれぞれ正解ではあり得ない選択肢だったんですけど。

Part3 34 / 39。

Part4 26 / 30。

リスニング合計 86 / 100   スコア換算 435 / 495。

Part5 25 / 30。

Part6 13 / 16。

Part7 47 / 54。

リーディング合計 85 / 100  スコア換算 420 / 495。

合計スコア 855点でした。

採点後の感想

まず言い訳させてください

今回、信じられないくらいマークミスが多かったです。
夜にやって疲れていたからか、自宅受験であること、慣れない形式であったためか、マークミスで4問ほど失っていました。
普段日本で勉強しているときはこんなことはないので、日本での試験本番など、適度な緊張感をもってやっているときはマークミスでそこまで点数は失っていないと信じたいです。

もしこれら4問が正解していれば、870点でした。タラレバですけど

間違えた問題の傾向

リスニングもリーディングも、文脈から推測させる問題での間違いが多かったです。
回答を導き出す根拠 (そしてそれは悲しいことに書いてあったり話されたりしていない) を見つけ出そうと、徒に時間を消費し、不正確な選択肢を選んでしまっていました。
そして、最初に直感で「これじゃね?」と選んだ選択肢が正解であることが多かったです。

そのような問題は問題文に“imply”や”likely be”など、「これは推測問題だよ」というサインがあることにも気づきましたので、次からはそのような問題は雰囲気や直感重視で解こうと思います。

今まで模擬試験の復習では、わからなかったフレーズや文章を聞きなおしたり見直すという作業が多かったのですが、今回は問題の解き方にフォーカスを置いた復習に自然となっていました。
それは、ポジティブにとらえれば、リスニングの理解度が上がった・読解力が上がって意味の分からない文章というのが少なかったことも一因です。
(点数はベストスコアから下がりましたけど)

しかし、そもそも、通常の問題集のような分厚い解説が(少なくとも現在公式からは)リリースされていないうえ、解説動画と銘打ったものもほんの2・3問解説しただけのものだったので、結果として文章の精読よりも問題の解き方の反省に復習のリソースが割かれたのだと思われます。

いつもなら、このように考えたこともすぐに忘れてしまいます。
ここに備忘録的に書いたものを、次回受験の時までに思い出せればいいのですが。

著者

Chi Shu

シンガポールで働く、単身赴任中の30代前半サラリーマンです。 興味のあること:シンガポール情報 | サイクリング | お酒 | 食 | 地理 | 四日市市 | 藤沢市 | 育児  等々、気付きを書いていこうと思います

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