私は人事異動という形でシンガポールへ赴任、引っ越しとなりました。
大まかな流れや一般的な手続きについては調べればすぐわかることも多いですし、私が少々困ったことについて書こうと思います。
段取りは基本的に会社と引っ越し屋さんにお任せでOK
会社の都合で海外に引っ越す人は、 基本的に会社が引っ越し業者を手配してくれるので、 日程調整や家財の振り分け、 (持っていくもの、置いていくもの、自宅を引き払うのであればトランクルームや実家で保管するもの) 何の持ち込みが禁止されているか、必要書類など、その指示に従っていれば大丈夫です。
梱包も、引っ越し屋さんがやってくれるので(これには後述しますが理由があります。) 持っていく荷物をわかりやすい場所に出しておくだけで大丈夫です。
ただし、当日引っ越し屋さんに聞かれたことで困ったことがあります。
「ここに箱の中に入れた家財の大体の値段を書いてください」
そう、詰め込む家財の値段です。
先ほど引っ越し屋さんが家財の梱包をやってくれるといいましたが、なぜそこまでやってくれるかというと、 箱ごとの梱包明細、パッキングリストを作成する必要があるからです。
その際に、箱の中身ごとに大まかな家財の値段を記入しておく必要があります。 通関手続きや、紛失破損した際の保険にかかわる項目です。
例えば、私は衣類一式の段ボールに、その場で5万円と記入しましたが、 よくよく考えてみれば1枚5000円のワイシャツ10枚だけで5万円、 さらにスーツに私服も同じ箱に詰め込んだので、10万円、いやそれ以上実際は入っていたでしょう。
キッチン、バス、トイレ用品を詰め込んだ日用雑貨も、 どうせ安物ばかりと考え1箱1万円と適当に書きましたが、 これもかなり安く見積もってしまったのではないかと、反省しています。
家財の値段を事前に把握。わからなければ質問しよう
なので、事前に家財の大まかな値段を把握しておくといいですね。 安物ばかりと思っていたキッチン用品の中に、 気合を入れて買った5桁円クラスの鍋が紛れ込んでいたら、見落としかねません。
同じものを買いそろえたときにかかる金額(新品の金額)を記入してよかったと思うのですが、 例えば数十万円する高級スーツを梱包した時に、いくらまで記入してよいのかは、定かではありません。 輸送手段、行先の国によっては値段の上限も決まっているかもしれません。
私の引っ越しを担当した業者さんの案内パンフレットに、金額に関する詳細な記載はなかったので、 不明点は業者さんに遠慮なく電話して聞いておきましょう!