シンガポール東部の交通の要衝
Jurong Eastは鉄道が2路線乗り入れ、バスターミナルもある大きな交通結節点です。
鉄道駅について
2路線が乗り入れ
東西線(East-West Line,緑)と南北線(North-South Line,赤)の乗換駅となっています。

ちなみに日本であれば車両の色はラインカラーと同じ色であることも多いですが、シンガポールではあまり関係ないようです。
東西線の車両に入っている色は赤色ですし、南北線は東西線と共通の車両もあれば緑色のラインが入っている新しい車両もあります。
東西線の方が歴史がある路線で、初代に導入された車両がまだ走っているためか、車両は古いです。

路線間の乗り換えは、同じホームで可能
南北線はこの駅が終点で、通常時は東西線の上下線に挟まれた、ドアが両方開くホームに発着します。
ラッシュ時は一番北側のホームAも使用し、交互発着します。
運転本数はかなり多い
南北線も東西線も、朝は東京の地下鉄並みに本数が多く、車内も日本ほどの混雑ではありませんが立派な通勤ラッシュの様相を呈します。
どちらの路線も都心方向に向かいますが、南北線は遠回りとなりますので、基本的に東西線を使用することが多くなるでしょう。
オーチャード駅は南北線の駅ですが、いったん東西線でCity Hallまで出て乗り換える方が早いです。
Jurong Eastに住んでいて南北線を利用するときは動物園(Woodlands駅)か、競馬場(Kranji駅)に向かうときですかね。
バスターミナルについて
南側に大きなバスターミナルが隣接

Jurong East Bus Interchange(=バスターミナルのこと)が、駅の南側に隣接しています。
かなり大きなバスターミナルで、周辺の団地エリアを巡回するバス、都心や離れた拠点駅まで向かうバス、マレーシア行きのバスなど、様々なバスが発着します。

駅の北側の大通り、Boon Lay Wayにある最寄バス停も、Jurong Eastのバス停と名乗っているようですが、少し、駅から離れています。
新バスターミナルを建設中

現在のバスターミナルからJurong Gateway Rdを挟んだ区画に、新バスターミナルを建設中です(2020年6月現在)。
現在のバスターミナル跡地は、Jurong Eastを起点とする新しい鉄道(Jurong Region Line)のホームを増設する用地となるようです。
Jurong Eastは新しい路線の始発駅となることに加え、マレーシアとを結ぶ高速鉄道の起点駅になる(都心まで行かないんですね。)ようなので、まだまだ発展の余地があるということでしょうか。
https://www.lta.gov.sg/content/ltagov/en.html
交通局のホームページに、その他の交通政策の紹介がされています。
新しい路線がまだ何本か計画されていて、地下鉄は発展途上であることがわかります。
タクシーについて
北側では、Westgateにタクシー乗り場があります。
南側では、JCubeの前、Jurong Gateway Rd上にタクシー乗り場があります。

