時差は日本+1時間
本来なら日本と2時間くらい時差があるくらいシンガポールは日本より西にあるのですが、時差が小さめに設定されています。これはビジネスの相手の中国と標準時を合わせるためとか。
そのため、シンガポールの日の出、日の入り時刻はそれぞれ少し遅めで、年中通して7時ころと19時ころです。季節によって日中の長さが大きく変わる日本など高緯度の国と比べると、不思議な感覚ですよね。
季節が全く変わらない環境で季節感が奪われた日本人駐在員は「あの案件って何年の何月にやったっけ病」に罹ります笑
とにかく、夕方に明るい時間が長くとられるのはいいことです。年中サマータイムの気分です。
実は意外と暑くない?
晴れていれば、日中午後1時くらいが最も日差しが強くなります。若干南寄りの空から斜めに日光が差し込む日本と違い、シンガポールの太陽は空のほぼ真上を通り、日光をまともに食らいます。正直、この日光の暑さは強烈です。
しかし日本の7月~8月のような、「連日35℃超え」のような天気ではないですし、湿度も日本より低いです。スコールが降れば若干涼しくなりますし、夜間はさらに気温が下がって夜風が涼しいくらいです。結構過ごしやすいことが、意外でした。
毎日スコールが降るの?
東南アジアといえばスコールのイメージがあります。私は2019年10月にシンガポールに来ましたが、それから半年、降らない日ももちろんありますが、毎日のようにスコールが降ります。
一般的に11~2月が雨季、3~10月が乾季のようですが、3月、4月も特に変わらず毎日のようにスコールが降っています。
スコールはとても強く、傘があっても外を出歩きたくないレベルです。
バスに乗って雨が降ってくると、外が見えません サイクリング中に雨に降られ、必ず屋根のついているバス停で雨宿り。
大体のスコールはシンガポール島内の一部のみで降る局所的なものですが、
時々、シンガポール全土に強い雨を降らせる大きな雨雲がやってきて、数時間断続的に降り続くこともあります。

朝や夜にも、スコールは降る
典型的な一日の天気の流れは、
朝~正午頃、晴れている → 夕方にかけて入道雲が現れ、雨を降らせる → 夕方~夜、涼しい
みたいな感じです。天気の具合によっては、朝や夜にも入道雲が現れて強い雨を降らせます。

天気予報はほとんど役に立たない、雨雲レーダーを使おう

こちらはシンガポールの向こう数日の天気予報です。気温は25~33℃、時々強い雨が降るよという毎日同じような情報ばかりで、役に立ちませんね。
外出をするときは、雨雲レーダーが入っているスマホアプリをインストールしておくとよいです。自分がシンガポール島の大体どのあたりにいるか把握しておけば、雨雲の位置と移動方向(2時間分くらいの記録が見られる)から、今いるところに雨雲が来るのか、ある程度予測することができます。Apple StoreかGoogle Playで「Singapore Weather」と調べるとよさげなアプリがたくさん出てきます。
私が使用しているアプリは、「Weather@SG」というものです。今見るとずいぶんとユーザー評価が悪いですが…
https://play.google.com/store/apps/details?id=sg.gov.weather.weatheratsg.production&hl=ja
また、政府の気象情報も、よく見ています。
https://www.nea.gov.sg/weather